NanoPC-T6でAndroid 12を起動してみました 実用性は過去最強

Nano-PC T6のeMMCに、Android 12をインストールしてみました。

Androidのインストールはすごく簡単。メニュー日本語化問題なし。日本語キーボード接続可能。日本語入力問題なし。

そして何より。内蔵eMMCストレージで高速起動。Goole Play使用可能。アプリも簡単にインストールできます。

これって、今までシングルボードコンピュータで動かしたAndroidの中で、最強かもしれません。

インストール手順を記録しておこうと思います。


NanoPC-T6について

公式ページ

公式ページはこちらになります。

[blogcard url=”https://www.friendlyelec.com/index.php?route=product/product&path=69&product_id=292″]

本体のバリエーションは3種類。

  1. 4GB RAM – 32GB eMMC
  2. 8GB RAM – 64GB eMMC
  3. 16GB RAM – 256GB eMMC

私が購入したのは2番め、8GB RAM- 64GB eMMCモデルになります。

購入申し込みから手元に届くまでは10日程度で、かなり到着が早かった印象です。

本体のみ購入し、ケースなしを選びましたが、+$20.00でケース付きでも良かったかな?と思っています。

公式ドキュメント

資料関係はこちらのようです。

[blogcard url=”https://wiki.friendlyelec.com/wiki/index.php/NanoPC-T6″]

かなりの量で充実しています。

ダウンロードページ

各種イメージのダウンロードは、こちらから行わせて頂きました。

[blogcard url=”https://dl.friendlyelec.com/nanopct6″]

今回は、eMMCからAndroidを起動するためのイメージをダウンロードさせて頂きましたが。

購入した状態では、eMMCにDebianがインストールされていました。電源を入れると、Debianが起動し、デスクトップが表示されました。


ハードウェアで気づいたこと

電源は12V外形5.5mm 内径2.1mm DCプラグ

Raspberry Pi等で使用される、5Vの電源は、NanoPC-T6では使用できません。

安定化した12Vの電源が必要になります。

電源は、秋月電子通商さんで購入した、こちらを使用しました。電源容量は、50W級を選択しました。

[blogcard url=”https://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08431/”]

Tinker Board 2Sの時は、内径2.5mmコネクタに悩まされましたが。

https://denor.jp/tinker-board-2s%E3%81%AE%E5%88%9D%E6%9C%9F%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E8%A6%9A%E6%9B%B8

NanoPC-T6のコネクタは一般的な5.5×2.1mmのため、そのまま接続できました。安定化、つまり負荷を接続しても電圧が落ちない、スイッチング電源が必要です。家電用の余った電源を使用すると、正しく動作しない場合があります。

必ずPSTマークが付いた、安定化電源を使用しましょう。出力電圧は12V、容量は50W級以上(4.17A以上)をお勧めします。

USB端子は1つ、キーボード・マウス接続時は注意

NanoPC-T6は、2.5GbpsのLAN端子が2つ、HDMI端子が3つ(出力2、入力1)と、端子が豊富です。

でもUSB端子は1つのみ。あれ?

よって、キーボードとマウスを接続しようとすると、USBハブが必要になります。

こちらの記事のように、ワイヤレスキーボード・マウス接続をお勧めします。

応答が早く、混線せず、機器が故障しても買い替え可能なものをお勧めします。

https://denor.jp/raspberry-pi-4%E3%81%ABusb%E7%AB%AF%E5%AD%901%E3%81%A4%E3%81%A7%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%A8%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%82%92%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%AB

2.5G LANx2以外に拡張性満載

USB端子が少ないという以外は。そもそもNanoPC-T2は、ハードウェアが豪華すぎる感じです。

  • 2.5G High-Speed Ethernetポートが2つ
  • miciPCIeスロットに4G LTEモジュール搭載可能
  • M.2 E-Key PCIeスロットにWiFi & Bluetoothモジュール搭載可能
  • M.2 M-Key PCIeスロットにM.2 2280 PCIe 3.0×4 SSD搭載可能
  • 1x HDMI入力(4K@60P)、2xHDMI出力端子

このあたり、追々いろいろと遊んでみたいですね。


Android 12のインストール

それでは。Androidを内蔵のeMMCストレージにインストールしたいと思います。

microSDカードを準備

インストールはmicroSDカードが必要です。

容量128GB、UHS-I U3 A2 V30対応のこちらを使用して、問題なくインストールできました。[amazonjs asin=”B01LVZXTKT” locale=”JP” title=”microSDXC 128GB SanDisk サンディスク Extreme UHS-1 U3 V30 4K Ultra HD A2対応 SDアダプター付 並行輸入品”]

microSDカードから起動すると、eMMCストレージへ書き込んでくれる、eflasher版のAndroidイメージをダウンロードしましょう。

eflasher版のAndroidイメージのダウンロード

[blogcard url=”https://dl.friendlyelec.com/nanopct6″]

ダウンロードページから、eflasher版のイメージをダウンロードさせて頂きました。

こちらをetcherでmicroSDカードへ書き込みました。

[blogcard url=”https://etcher.balena.io/”]

gz圧縮はetcherが展開してくれるため、そのまま書き込み可能です。

書き込みが完了しましたら、microSDカードをセットして、NanoPC-T6を起動します。

microSDカードで起動するとeMMCへ自動書き込み

本体のmicroSDカードの取り付けはこちらです。

microSDカードの差込口の上にある、穴の空いたスロットは、「microSIMスロット」のようです。(最初そちらに差してDebianが起動して混乱

microSDカード取り付け後、電源を入れます。

しばらく待っていると、eMMCへAndroidイメージが自動で書き込まれます。

40秒ほどで完了しました。

あとは「Shutdown」を選択し、電源を切って、microSDカードを取り外しました。

以上でAndroidのインストールが完了しました。簡単!


nanoPC-T6 Android 12の起動は15秒ほど

電源を入れると、シンプルなandroidロゴが表示されます。

なにかドロイド君がアニメーションしたりは無く、20秒かからずに起動が完了します。

NVMe環境には劣るとはいえ、microSDカードより数倍早いのは確かです。

https://denor.jp/orange-pi-os%E3%82%92nvme-ssd%E3%81%8B%E3%82%89%E8%B5%B7%E5%8B%95%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F

eMMCは本体に内蔵されていて、余計な出費が必要なく、良好な動作速度が得られるところが素晴らしいと思います。


ストレージは8.4GBほど使用

インストール直後の状態で、ストレージの使用量は8.4GB程でした。

64GBのeMMCモデルの場合、55GB程度の空き容量がある状態です。

もし容量が不十分な場合は、別途、microSDカードやNVMe SSDを取り付け可能のため、拡張性は十分ある状況です。


nanoPC-T6 Android 12の初期設定

 

前述の通り、日本語表示・日本語キーボード・日本語入力ともに問題が無い、現状、シングルボードコンピュータ界最強のAndroidのように思えます。(個人的な意見です

そのあたりを設定しましょう。

日本語表示設定

画面上部をスワイプ→歯車マーク

System→Languages & input→Languages

Add a languages→下の方の日本語を選択します。Languages画面に戻り

画面右端の=をつまんで、Englishと日本語の順序を入れ替えました。

以上で画面が日本語になりました。


キーボードの日本語配列設定

システム→言語と入力→物理キーボード

接続されたキーボードを選択

キーボードレイアウトの設定

日本語109A配列を有効にします。これで日本語キーボードで正しく入力できるようになりました。日本語入力モードの切替は、SHIFT+スペースキーになります。

画面右上に「あ」のマークが表示され、ローマ字入力・漢字変換が可能になります。


タイムゾーン設定

それと、画面左上の時計の表示が正しくない場合。

タイムゾーンも設定しておきましょう。

システム→日付と時刻タイムゾーンを自動的に設定を無効。

地域→日本

時刻の表示が改善されたかどうか確認します。

以上で初期設定が完了しました。


Google Playからアプリをインストール可能

画面下部の▷アイコンから、Google Playアプリを起動できます。

Googleアカウントを入力すると、アプリのインストールが可能になりました。

どのアプリがNanoPC-T6に対応しているかは、見てのお楽しみということで。


以上のように、NanoPC-T6の内蔵eMMCストレージにAndroid 12をインストール、初期設定を行いました。

過去、シングルボードコンピュータでAndroidをいろいろと起動しましたが。

https://denor.jp/raspberry-pi-4%E3%81%A7lineageos-16-0-android-9-pie%E3%82%92%E8%B5%B7%E5%8B%95%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F

https://denor.jp/nanopi-neo4%E3%81%A7android-8-1%E3%82%92%E8%B5%B7%E5%8B%95%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F

https://denor.jp/raspberry-pi-4%E3%81%A7android-11-omnirom%E3%82%92%E8%B5%B7%E5%8B%95%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F

https://denor.jp/orange-pi-os%E3%82%92nvme-ssd%E3%81%8B%E3%82%89%E8%B5%B7%E5%8B%95%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F

日本語入力ができなかったり、Wi-Fi環境ではないとアプリが動かなかったり、何よりアプリのインストール手段が提供されていなかったりと、どこかしら問題がある感じでした。

今回、NanoPC-T6は、そのような問題は無く、日本語入力も、アプリのインストールも特に問題なさそうです。

そして何よりも、本体内蔵のeMMCストレージから起動しているということで、追加の費用が不要かつ動作速度も良好という、とても良い条件でAndroidを動かすことができます。

それと、本体のLAN端子が、2.5Gbps対応Ethernetというのも、かなりポイントが高いのではないでしょうか。

シグルボードコンピュータでAndroidを動かしたい場合、現状、もっとも勧めです。ぜひ試してみてください![amazonjs asin=”B081DYYZQ7″ locale=”JP” title=”BUFFALO 10GbE/2.5GbE対応 金属筐体 AC電源 6ポート ブラック スイッチングハブ LXW-10G2/2G4″]

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