Raspberry Pi 4でUbuntu Desktop 20.10を動かしてみました

Raspberry Pi 4にUbuntu Dessktop 20.10 64ビット版をインストールしてみました。

動作はなかなか軽快な感じです。Minetestのフレームレートも高そうです。

構築手順を記録しておこうと思います。


Raspberry Pi 4版Ubuntu Desktop 20.10 64ビットのセットアップ手順

起動用microSDカード作成

容量128GBのmicroSDカードを使用してみました。十分な動作速度が得られるように、UHS-I U3 A2対応カードを使用します。

こちらのオフィシャルサイトから起動イメージをダウンロードさせて頂きました。

ファイルサイズは1.56GB程のようです。

書き込みはRaspberry Pi Imagerを使用させて頂きました。


Ubuntu 20.10 Desktopの初期設定

起動は必ずディスプレイ・キーボード・マウスが必要です。シリアルコンソールによる初期設定はできません。

起動すると言語選択の画面が表示されます。右下の「日本語」を選択しました。続いてキーボードを選択します。

Tokyoが選択されていました。そのまま続けます。ユーザ名、コンピュータ名、パスワードを入力します。しばらく待ちます。うーむgroovy gorillaちゃんパンチがありますな。しばらく待つとデスクトップが表示されて、オンラインアカウントの選択画面が表示されます。必要に応じてアカウントを選択するか、右上の「skip」ボタンをクリックします。Ubuntuの改善に協力する場合はYes、システム情報を送信しない場合はNoを選択します。位置情報を使用するかどうか選択します。初期設定がひとまず完了しました!ソフトウェアのインストールを行う場合、左下の「Open “Software” now」ボタンをクリックします。

いや待って下さい。どうも画面が完全に日本語化されていないようです。


画面の日本語化設定

画面をすべて日本語化する場合。

  1. 画面左下のアイコンをクリックしてアプリ一覧を表示
  2. 下にスクロール
  3. Settingsアプリを起動します。

「Region & Language」をクリック、右側の「Manage Installed Languages」ボタンをクリックします。

このような感じで、言語サポートのインストールを行えるようです。

言語サポートのインストール完了後、システムを再起動します。

再起動はこのような感じでインストールされたアプリが日本語で表示されました。

  • FireFoxやThunderbird等の基本的なアプリ
  • LibreOfficeは業務系アプリ
  • Rhyuthmbox、ビデオはメディア管理・再生
  • ソリティアやGNOME マインスイーパ、上海、数独といったゲーム

基本的なアプリが一通りプリインストールされている感じです。


Ubuntu Softwareによるアプリのインストール

デスクトップ画面左の、オレンジ色のアイコン「Ubuntu Software」を起動してみました。画面が表示されるまでしばらく待ちます。カテゴリーからインストールしたいアプリを探すことが可能です。カテゴリのゲームを選択してみました。アクション系のゲームのほか、RetroArchのようなエミュレータ動作環境もあるのですね。ふむふむ。

また画面左上の虫眼鏡アイコンから、文字入力でアプリを検索できます。なんとなくMinetestをインストールしてみました。ちゃんと動くかどうか確認してみましょう。インストール完了後、左下のアプリメニューからMinetestを起動します。日本語フォントの影響か、文字がはみ出ていますが。ちゃんと動作しそうです。

ワールドを新規作成してプレイ開始してみます。Raspberry Pi 4の64ビット環境でしっかり遊べそうです。フレームレートもなかなか高そうです。


このような感じで。

Raspberry Pi 4にUbuntu Desktop 20.10 64ビット版をインストール。

画面を日本語化して、アプリケーションのインストールを行ってみました。

動かした範疇では、動作は軽快で大変実用的な印象です。

OpenGL対応のゲームも問題なく動作しています。

これは正直お勧めです。

令和2年11月現在、最新の64ビット環境ということで、お試し頂くのも宜しいと思います。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク