Raspberry Pi 4でFedora CoreOSを起動してみました。
まあ、今は起動しただけですが。
ざっくり偵察編です。
目次
Raspberry Pi 4でFedora CoreOSを起動可能
CoreOSの起動方法は2種類あるのですが。USBストレージから起動、U-boot起動に対応するため、ブートローダーを最新に更新しました。
microSDカードまたはUSBストレージから起動可能
起動はこちらのUSBスティックSSDから。
Disk model:SSD-PUT/Nと表示されていて、たしかにSSDから起動しています。/dev/sda4、/sysrootの容量が923Gに自動拡張されています。
Fedora Serverの時は、手動で拡張する必要がありましたが。
CoreOSは、基本的に自動拡張されるようです。
このあたりの動きは、後述のIgnitionが関係しているようです。
dockerとpodmanどちらも利用可能
Fedora CoreOSは、podmanとdockerの両方がインストールされていて、どちらも使用することが可能です。
Ethernetも使用できますので、このままdockerサーバとして動かすことも可能かもしれません。(実際にはまだ試してませんが
Butane(ブタン)をIgnition(点火)?
Fedora Serverのように、シェルからOSを使用することも可能ですが。
本当にベアメタルとして使用する場合、Ignitionがポイントかもしれません。
Ignitionは、JSONフォーマットの(人間には読みづらい)コンフィグファイルのようです。
可読性が低いため。
Butaneという、YAMLフォーマットの(人間でも読みやすい)コンフィグファイルを作るようです。
Ignitionで、OSの初期設定を行う感じでしょうか。まだ理解が浅いため、よくわかっていませんが。
そのあたりの理解を深めるために。
次回、もう少しIgnitionを作りながら、CoreOSのインストール手順を記録させて頂こうと思います。
もしかして、理解を深めてゆけば、おうちでクラスターが作れそうな予感も?