VisionFive 2にeMMCモジュールを接続してみました。
eMMCモジュールは、Rock64用に購入した、PINE64 64GB EMMC Moduledです。
起動したOSをメモしておこうと思います。
目次
VisionFive 2のeMMCモジュールデバイス
そして/dev/mmcblk0は、eMMCストレージが認識されています。
両方接続した場合、どちらから起動するのでしょうか?
・・・
eMMCモジュールとmicroSDカードの両方を接続した場合は、microSDカードから起動します。
microSDカードを取り外すと、eMMCモジュールから起動するようです。
ブートローダーは必ず最新版に更新
購入したばかりのVisionFive 2のブートローダーのバージョンはv1.2でした。
バージョン2.5以上ではないと、起動するOSがずいぶん限られるようです。
かならず更新しましょう。
起動するOS覚書
独自に調べたもののため、情報は不正確です。ご参考まで。
StarFiveTech
- Image-55
- Image-69
- 202302
- sd
- eMMC
Armbian
- Armbian 23.05 Lunar MINIMAL
- 23.3.25版 →eMMC起動OK
- Armbian 23.05 Lunar XFCE
テスト版ということで。起動はしますが、更新は行えず、実用性は低い状況です。
メモリー容量が半分の4GBしか認識されていないようです。
Ubuntu Unofficial
- jammy-server-cloudimg-riscv64+visionfive2_20221219.img.xz
DietPi
- DietPi_VisionFive2-RISC-V-Sid.7z
- 23.3.22版
VisionFive 2は新しいRISC V CPUを搭載したシングルボードコンピュータです。
USB 3.0ストレージやM.2 NVMe SSDを接続可能ですが、現状、microSDカードまたはeMMCから起動する必要があるようです。
一般的なARM CPUを搭載したシングルボードコンピュータと性能を比較しようと思いましたが、microSDカードから起動した場合、本来の性能が出せない可能性があります。
何とか、eMMCから安定して起動するディストリビューションを探してみたいと思います。