マウスをつかうゲームで遊ぶ時、移動のキーは「asdw」かと思いますが。
nethackの移動は、「hjkl」キーをお勧めします。マウスは不要です。カーソルキーも使いません。
その理由は、テキストエディタのvimのカーソル移動と同じだからです。「hjkl」キー。カーソルキーに右手を移動することなく。QWERTY配列のキーボードで、手はホームポジションのまま、延々とテキストを入力できるようになる訓練かもしれません?
そのようなわけで、vimエディタの練習にもなる、jnethackのビルド手順を記録しておこうと思います。
jnethackソースファイルの取得
https://osdn.net/projects/jnethack/
ソースファイルは、JNetHack Projectページさんからダウンロードさせて頂きました。
git clone http://scm.osdn.net/gitroot/jnethack/source.git
ローグの進化系がNetHackだったと思います。
よって、ローグの最新版をプレイしたい!という場合、JNetHackで遊ぶのが正解な気がします。
ローグをビルドしても良さそうですが、JNetHackで遊んだあとでは、お供が居なくて寂しいです。「へろへろっす」も拾えませんし。
というわけで、ローグではなくJNetHackのビルドを続けます。
ビルドに必要なライブラリのインストール
ライブラリやツール等、このあたりをインストールさせて頂きました。
sudo apt-get install -y build-essential libxt-dev libxaw7-dev libcurses-ocaml-dev bison flex nkf
ビルドとインストール
gitで取得したソースファイルは、sourceディレクトリにダウンロードされています。
configure後にmake allでビルドします。
cd source
./configure
make all
特に問題なく、コンパイル・リンクが進みました。
もしエラーでビルドが止まる場合は、何か開発用のライブラリが不足しているのかと思います。
今後、jnethackのバージョンが上がると、そのような状況も発生するかもしれません。
2023年1月現在。先ほどインストールしたライブラリで、特に問題なくビルドが完了しました。
インストール先はホームディレクトリのnhディレクトリ
ビルドが完了しましたら、インストールします。
make install
早速実行・・・の前に、深いのでシンボリックリンクを作りました。
cd
ln -s ./nh/install/games/jnethack .
# リンク作成後は./jnethackで実行できます
./jnethack
sshによるターミナル接続の状態でjnethackを実行しましたので、テキストベースの画面になっています。
その場合、画面を縦長にしたほうが、ヘルプなどが見やすくなるようです。
X Window System上で実行した場合は、グラフィカル表示になってカラフルな画面で遊べるようです。
ご興味が御座いましたら、宜しければビルドして遊んでみて下さい。
操作につきましては、こちらの記事を御覧ください。
https://denor.jp/jhethack%e3%81%ae%e8%a6%9a%e6%9b%b8