Raspberry Pi 3 Model Bに、Camera Module 3を取り付けてみました。
使用するOSは、64ビット版のRaspberry Pi OS(Lite)です。
GUIであるデスクトップではなく、SSHでターミナル接続した状態ですが。
カメラモジュールが正しく接続されて、認識されているか確認してみようと思います。
Legacy Supportオプション設定はnoで問題なし
Raspberry PiのCSI端子に、カメラモジュールを接続。
raspi-configを起動して、「Legacy Camera Enable/disable」オプションを設定・・・・する必要はありません。
「Legacy」つまり「遺産」とあるように、この設定を、最初から変える必要はありません。
カメラが正しく認識されたうえで、使用したいアプリが正しく動かない場合のみ、設定を変更しましょう。
カメラが認識されているか、SSHターミナルから確認するには
libcamera-still -o test.jpg
カメラモジュールの認識が開始されて、ログが表示されます。
この場合、/dev/media3、/dev/media0がカメラデバイスのようです。
次にセンサーとフォーマットが認識されて、ストリームの設定が行われます。
そして最後に「Still capture image received」と表示されて、静止画像が保存されます。
撮影した画像、test.jpgを見たい場合、PCからRaspberry PiへSFTP接続して、画像を転送してから見る感じでしょうか。
Windowsの場合、WinSCPアプリで、SFTP(SSHファイル転送)が可能です。
ログを見ると、カメラモジュール3の場合、イメージセンサーとしてimx708が認識されていることがわかります。
もしもカメラモジュールが認識されない場合は、こちらの記事を御覧ください。