Nextcloud Boxっぽいもの構築②OSインストール編

  1. Nextcloud Boxっぽいもの構築①ハード編
  2. Nextcloud Boxっぽいもの構築②OSインストール編
  3. Nextcloud Boxっぽいもの構築③Nextcloud設定編
  4. Nextcloud Boxっぽいもの構築 安定動作編

前回組み立てましたRaspberry Pi3に、OSをインストールしたいと思います。

Nextcloud Boxは、Ubuntu Coreを使用しているようです。真似して導入しようとしましたが、失敗しました(泣)。

Nextcloud公認OSのNextCloudPiをインストールします。


NextCloudPiインストール

microSDイメージ作成

基本的にNextCloudPiのWikiページに従ってインストールを進めます。

  1. NextCloudPi公式ページから、NextCloudPi imageをダウンロードします。画面下部の「Download」リンクからダウンロード可能のようです。
  2. ダウンロードしたイメージをmicroSDに書き込みます。こちらの内容に従って、WindowsでEtcherを使って書き込みました。Etcherのダウンロードはこちらになります。
  3. sshが使えるように、イメージを書き込んだ後のmicroSDに「ssh」というファイルを作成しておきます。

NextCloudPi起動

  1. ラズパイさんに、LANケーブルを接続します。
  2. イメージを書き込んだmicroSDをラズパイさんにセットして、電源ON!起動します。
  3. しばらく待つと、login: が表示されて起動が完了します。
    6行ほど上に、ラズパイさんのIPアドレスが表示されますので、控えておきます。

microSDイメージの拡張

8GBのmicroSDを使用した場合。イメージ拡張を行わないと2.7GB程度しか使うことが出来ず、5GBの容量が無駄になります。8GB全体を使えるように、イメージ拡張を行います。

  1. キーボードを接続してコンソールからログインするか、または他の端末からSSHでログインします。
    ラズパイさんにログインするためのユーザ/パスワードは、pi/raspberryになります。
  2. raspi-configを起動します。
    sudo raspi-config

  3. 「7 Advanced Options」→「A1 Expand Filesystem」を実行します。
  4. dfで、/rootの容量が増えたかどうか確認します。

タイムゾーン変更

  1. raspi-config→「4 Localisation Options」「12 Change Timezone」→「Asia」→「Tokyo」を選択します。
    sudo raspi-config

piパスワード変更

  1. 念のため、passwdでpiユーザのパスワードを変更しておきましょう。
    passwd


さしあたり、NextCloudPiを、Linux OSとして使用する最低限の設定を行った感じです。

次回最終回、Netxcloudの設定を行います。

IPアドレスを固定設定にしたり、外付けUSBドライブをNextcloudサーバとして利用するための設定を行ったりする感じです。

次回も宜しくお願いします!

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