SteamOSでCudaMiner

うちのゲーム用SteamOSマシンには、GTX 750Tiを挿してあります。
GeForceの性能を活かしてマイニングするために。
前回、SteamOS(beta)にCUDA Toolkit 7を導入してみましたが、
いよいよCudaMinerを導入してみます。
手順はこんな感じになりました・・・
  1. SteamOSでコンパイルするためのツール類をインストールします。

    
    sudo apt-get install git linux-headers-$(uname -r) libcurl4-nss-dev lib32stdc++6 eclipse-cdt-autotools libssl-dev g++
  2. CudaMinerのソースをダウンロードします。

    
    git clone https://github.com/cbuchner1/CudaMiner.git
  3. コンパイルします。

    
    cd CudaMiner
    export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/cuda-7.0/lib64
    export PATH=$PATH:/usr/local/cuda-7.0/bin
    /autogen.sh -arch=compute_21 -code=compute_21,sm_21
    ./configure LIBS=-L/usr/local/cuda-7.0/lib64
    make clean
    make

    autogenにオプションを付けないと、compute_10未定義エラーが出てコンパイルできませんでした。
    推測ですが、CUDA Toolkitのバージョンが7で新しすぎるせいかと思いますが・・・
    まあ、autogenのオプションを変えて、シェーダーモデルを切り替えて、
    マイニング性能に差が出るか見るのも面白いかもですね。

これで、cudaminerが出来てると思いますので、
好きなマイニングプールを使って、掘り掘りしてみてください。
そうだ、実行時には、cudaのライブラリパスを、
 /etc/ld.so.conf に追加するのもお忘れなく・・・

sudo nano /etc/ld.so.conf

パスを追加します。


/usr/local/cuda-7.0/lib64

変更をシステムに反映します。


sudo /sbin/ldconfig
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