今までの使用時間はどのくらいでしょうか?
Raspberry Piで調べる手順を記録しておこうと思います。
Raspbian版smartctl
使用したOSはRaspbianになります。初期設定はこちらの記事を御覧ください。
使用時間を調べるには、smartctlというコマンドを使用します。
インストールは次のコマンドになります。
sudo apt install smartmontools
USB端子にストレージ(HDD)を接続してみました。デバイスは/dev/sdaになるようです。
ストレージのSMART情報は次のコマンドで表示できるようです。
sudo smartctl -a /dev/sda
- 型番は、HGST Travelstart 7K1000
- シリアル番号はゴニョゴニョ
- 容量は1.00TB
- 回転数は7,200rpm
- 外形は2.5インチ
- SATA 2.6に対応し、6.0Gb/sの転送速度
ID#9番。Power On Hoursが、使用時間になります。このドライブは10,563時間。ふむふむ。まあ新品とは言えませんね。
大まかな目安ですが、HDDの寿命は3万時間程度、という説もあるそうです。まだ使えそうですが、寿命の1/3は過ぎた感じでしょうか・・・あと2/3を有効に使わせて頂きましょう。
わかりやすい例として、使用時間を拾って見ましたが。
SMART情報には、ストレージの健康状態を示す多くの情報が含まれています。
SMART情報を表示した時、エラーログが含まれている場合、故障している可能性がありますので、そのあたりも注意しながら見たほうが宜しいかと思います。