Docker版WordPressのアップデートでFTP画面になってしまうとき

Dockerの稼働環境の違いによって、WordPressのアップデートが上手くいかない場合があるようです。

WordPress更新時、FTP画面を出さず、直接アップデートできる設定手順を記録したいと思います。


Docker版WordPressのhtmlディレクトリパーミッション変更

アップデートがうまくいかない環境の例

Docker-composeを使用したWordPressサーバの構築手順はこちらになります。

これらの環境では、WordPressのアップデートは特に問題ありませんでした。

Fedora等、SELinuxが導入された環境では、アップデートが上手く行かず、FTP画面が表示されました。SELinux環境向けのdocker-compose.yamlは次のような内容です。

各Volumesの:zラベルは、SELinux環境でボリュームへアクセスするためのものです。


htmlディレクトリのオーナー変更

次の手順でhtmlディレクトリオーナーを変更したところ、WordPressのアップデートが行えるようになりました。

  1. docker-compse execコマンドでwordpressコンテナのbashを起動します。

  2. /var/www/htmlディレクトリのオーナーを確認します。

    オーナーはrootユーザになっているようです。

  3. apache(Webサーバ)の実行ユーザを確認します。

    一方、apacheプロセスはwww-dataユーザで実行されているようです。

  4. www-dataユーザのグループを確認します。

    ユーザID、グループIDとも33で、www-dataグループのようです。

  5. /var/www/htmlディレクトリのオーナーをwww-dataに変更します。


設定変更後、WordPressのアップデートを行ってみました。

今度はFTP画面は表示されずに、無事にアップデートを行うことができました。

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