手で回すのに疲れたとき。確かに外付けの「モバイルミルスティック」で電動化できるのですが。
少し価格が高価に感じることと、汎用性の無さから、購入をためらってしまいました。
汎用性といえば、ドリルやダンボールカッターとして利用可能な電動ドライバーが存在します。
そのような電動ドリルでコーヒーミルを電動化する覚書です。
ある程度の機材が手持ちである方、面白い工夫と思う方向けです。
常識的には電動ミルを買って下さい。
目次
手回しコーヒーミルを電動ドライバーで回してみる
使用するコーヒーミル
臼がセラミック製のこちらのミルを使用しています。モバイルミルスティック対応です。
こちらを購入して電動化しましょう。以上。(ぇ?
正式対応していない機器の使用は破損や怪我の恐れがあります
記事のこの先の機器は、使用を推奨するものではありません。
機器の破損や、怪我をする可能性もあります。
使用は自己責任でお願い致します。
使用する電動ドリル
手持ちの機種はIXO4で古い機種になりますが、アタッチメントはIXOシリーズで共通のようです。電動ドリル化したい場合は、ドリルアタッチメント。
木ネジを打ちたい場合は、トルク調整。
ダンボールを切りたい場合も。
写真はマルチカッターと、コーヒーミルを電動化したい場合のアタッチメントになります。
カッターでダンボールを切ると怪我をするおそれがあるため、通常、あまり細かく切るのはおすすめできませんが。ダンボールカッターは、安全かつ楽に切断可能です。かさばるダンボールを、細かくまとめて紐で縛ることが可能になります。
まあダンボールに限らず、マルチカッターはカーペット等も切れますが。普段使いはダンボールになりがち?
バーベーキュー着火用の、送風アダプタ。 ミルアダプタ。これで豆を挽けない理由はありません。ミルアダプタではなく、お気に入りのミルを使いたいため、次に進みましょう。
コーヒーミルに使用するアダプタ
写真では、汎用のソケットと、電動ドリルの六角ビットに変換するアダプタを使用していますが。
六角ビットを直接、H7のソケットに変換するアダプタを使用したほうが楽かと思います。
注意点は、BOSCHのIXOの場合、アダプタを引っ張ると簡単に抜けてしまうことです。
理由は、六角ビットのロック用の溝が、IXOは浅い位置にあるためです。
ミルを回す際は、自然と押し付けながら回すと思います。ドリルを引っ張ることはあまり無いと思いますので、あまり問題ではありません。
豆を挽く際の注意点
注意点は2つ。
- 必ず正方向(右回り、時計回り)に回す。
- 引っかかって挽けない場合、電源をOFFにしてドリルごと手で回す。
回す方向を間違えると、臼を破損する場合があります。常に「ネジをしめる方向」に回しましょう。
豆が硬い場合や、大きい場合など、手動と異なり、電動ドリルが止まってしまう場合があります。絶対に逆回しはしないで下さい。臼が割れて壊れます。
止まって進まない場合は、電動ドリルのスイッチをOFFにして、ドリルごと手で回せば、手動で輓くことが可能です。
少し手動で輓いたあと、スイッチをONにして電動で挽く→止まったら手で少し回す→電動で挽くを繰り返します。
かなり細かい設定で挽いてみましたが、このような感じで問題なく、1人前の分量を挽くことができました。
モカ・エスプレッソを作ってみました
2カップ用のBialettiに豆をセットしてみました。
使用したミルは、このような感じでBialettiにちょうどよくはめ込むことができます。
挽き具合は、もう少し粗挽きのほうが、エスプレッソ向けな気がします。(少し粉っぽくなっちゃった
ガスコンロを使用する場合、五徳に小さい鍋用のアダプタをセット。
弱火で加熱して、美味しい直火式エスプレッソを楽しみましょう。
ミルクで割って、カフェオレも美味しいですよ。
コメント
Amazonでミルがセールになっていたんですが、手動だけだと面倒だと悩んで、同じことを考えてこの記事に辿り着きました。
知りたいことが全部書いてあって(逆回転厳禁も意識してなかったので危なかった。。。)ものすごく勉強になりました!