SteamOS brewmaster (中身はDebian Jessie)
インストール中に、「force UEFI installation?」と表示された場合。
・・・
以前、そのPCで、Windows 10, 8.1 ,8のどれかを動かしていたのではないでしょうか?
そのままSteamOSをインストールしても、うまく起動しない可能性があります。
少なくとも、うちでは「force UEFI installation?」と表示されて、
「Yes」「No」どちらを選択しても、SteamOSのインストールはうまくいきませんでした。
さて、どうしたらよいかと申しますと。
ここで、大きな選択に迫られます。
つぎの、どちらかのモードで、SteamOSをインストールする必要があります。
- UEFIを使わず、レガシーモードでSteamOSをインストールする。
- UEFIのセキュア ブートを無効にしてから、SteamOSをインストールする。
どちらかと言いますと、すこし面倒ですが、2番をおすすめ致します。
まず、1番の「レガシーモード」にする場合ですが。
次の手順になります。
- こちらのページから、ISO (for legacy systems)版の
SteamOSのインストールメディアをダウンロードします。DVDに焼いたり、FATフォーマットしたUSBメモリーに
コピーしたりして、インストールメディアを作成します。 - PCを起動し、F2キーやDELキーを連打して
BIOS設定モードに入ります。BIOS設定の、起動モードを「UEFI」から「Legacy」へ変更します。
具体的な変更方法は、PCごとに異なりますので
マニュアル等をご参照下さい。 - 先ほど作成した、ISO版のインストールメディアを使って
SteamOSをインストールします。
ISO版を使った場合、SteamOSのインストール中に、
パーティションサイズの指定や、インストールパッケージの選択等の
設定を行う必要がありますので、ややインストールが面倒です・・・。
次に、2番の「セキュア ブートを無効にする」方法ですが。
- もともと入っていた、Windows 10, 8.1, 8を起動します。
(!)
消してしまった場合は・・・もう一度Windowsを入れ直します。
それが難しい場合は、上述のLegacyモードへ・・・。 - セキュア ブートの無効化の記事を参考に、無効化します。
起動したWindowsで
「SHIFT」キーを押しながら再起動します。
「トラブルシューティング」→
「詳細オプション: UEFI ファームウェアの設定」を選択します。
- UEFI設定画面の中から「セキュア ブート」を見つけ、
「無効」に設定します。
・・・とありますが、PCの機種によっては
「セキュア ブート」の項目が無い場合があります。
その場合は、そのままで大丈夫です。 - このまま、Windowsは起動せずに、
SteamOSのインストールメディア(UEFI版)を使って
SteamOSをインストールします。
うまく行けば、今度は「force UEFI installation?」と表示されずに
インストールが進むと思います。
セキュア ブートは、PCのファームウェアが
不正なプログラムで書換えられないようにする仕組みのようですが。
Windows 8〜10をインストールしてしまうと、
別のOSをインストールする事が難しくなる・・・
という問題が出てしまっているようです。
別に不正なプログラムを入れるわけでもないのに・・・
困ったものですね。