ローカルグループポリシーの変更箇所を確認するには

たとえばアップデートのタイミングやセキュリティ設定など、PCの動きを調整するためにローカル グループ ポリシーを調整する場合があると思います。

ただ、設定は簡単なのですが、どのポリシーをどう設定したかどうかの確認は、グループポリシーエディターで探すのはなかなか難しいと思います。

PCに適用されているグループポリシーを確認する手順を記録しておこうと思います。


ポリシーの結果セットの表示

PCに適用されたポリシーを確認するには、次の手順でレポートを出力する方法が良さそうです。

  1. コマンドプロンプトを管理者権限で実行します。スタートメニューで「cmd」と入力、コマンドプロンプトを右クリック→管理者として実行しました。
  2. ファイルを出力するため、一時ディレクトリ(%temp%)へ移動しました。
    cd %temp%

  3. gpresultコマンドでレポートをHTML形式で出力します。
    gpresult /h rep01.html
  4. 作成されたレポートを表示します。
    start rep01.html

このような感じで、PCに適用されているポリシーの情報が表示されます。


EdgeやOfficeのポリシーを変更したい場合

たとえばOfficeやEdgeの設定をポリシーで変更したい場合

ADMXファイルを導入すると、変更が可能になるそうです。

ダウンロードしたポリシーファイルは

  • %systemroot%\PolicyDefinitions にadmxファイル
  • %systemroot%\PolicyDefinitions\ja-JP にadmlファイル

をコピーすることで、グループ ポリシー エディタで設定が可能になります。

gpedit.msc

gpresultでレポートを出力する場合も、上記のadmx, admlファイルが適用されて、OfficeやEdgeについて設定変更した項目も出力されると思います。


PCの入れ替え時、そういえばどこかポリシー変えたかな?と確認したくなる場合があると思います。

ポリシーで設定できる項目は、年々増えていると思います。OfficeのほかEdgeも対応している状況です。

OfficeやEdgeの設定をアプリのオプションから直接変えた場合、設定変更箇所を確認する手段がありません。

よって、オプションではなくポリシーで変えておいたほうが、後々、変更箇所の特定が楽かもしれませんね。

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