先日、Raspberry PiにGPSモジュールを接続して、GPSロガーにしてみました。
持ち運んで屋外で利用しますので、コンセントではなく、モバイルバッテリーで動かすことになるかと思います。
では、Raspberry Piをモバイルバッテリーで動かすと、どのくらいの時間、動作するのでしょうか・・・・3時間?10時間?1日?・・・まさか1週間?どのくらいでしょう?
実際に試してみました。
Pi Zero Wのモバイルバッテリー動作時間
実利用を想定して、いろいろと負荷をかけた状態で、モバイルバッテリーによる動作時間を調べてみました。
機器構成
Raspberry Pi Zero W本体
[amazonjs asin=”B07BHMRTTY” locale=”JP” title=”Raspberry Pi Zero W – ヘッダー ハンダ付け済み – ラズベリー・パイ ゼロ W ワイヤレス”]やっと最近、入手がしやすくなってきた、Wi-Fi、Bluetooth搭載のPi Zero Wです。
モバイルバッテリー
[amazonjs asin=”B00P8TDWUI” locale=”JP” title=”Anker Astro E1 5200mAh 超コンパクト モバイルバッテリー 急速充電可能 iPhone / iPad / iPod / Xperia / Galaxy / Nexus 他対応 トラベルポーチ付属【PowerIQ搭載】A1211022(ホワイト)”]モバイルバッテリーの容量は5200mAhとなります。新品をフル充電して使用しますので、ほぼ最大容量での測定になるかと思います。
GPSモジュール
秋月電子通商さんのGPSモジュールにピンソケット(メス) 1×5(5P)をはんだ付けしてPi Zero Wに直接挿してみました。
カメラモジュール
[amazonjs asin=”B01EW2KDTE” locale=”JP” title=”Raspberry Pi Official Camera V2 for 3B/2B/B+/A+/B/A ソニー製808万画素CMOSセンサ使用 ラズベリーパイ公式 HDカメラ”]800万画素のV2カメラモジュールと
こちらの記事で使用したレンズ交換が可能なCSマウントカメラモジュールを接続し、タイムラプスを撮影して負荷をかけます。
USB OTGハブ
- OTG MicroUSB対応 充電ポート付 4ポートUSBハブ
USB 2.0のハブで、給電用のmicroB端子が付いていてます。ケーブル1本で、Pi Zeroに給電しながらキーボード・マウス・LANアダプタ等のUSB機器を使用できます。
LANアダプタ
[amazonjs asin=”B00BLT83OO” locale=”JP” title=”ロジテック 有線LANアダプタ USB 2.0 LAN-TXU2C”]Pi Zero W内蔵のWi-Fiは、スマートフォンと接続し、カメラを操作するのに使います。屋外でもどこでも操作できるように、Wi-Fi親機にしてあります。自宅のLANとの接続を想定して、LANアダプタを接続しましたが・・・これは負荷をかけすぎかも?
稼働時間の測定方法
30秒おきに現在時刻を記録するスクリプトを作り、起動時に実行→バッテリー切れまで記録してみました。
#!/bin/sh
LOG=$HOME/`date +%Y%m%d%H%M%S `.log
echo start at `date` > $LOG
while true
do
sleep 30
date >> $LOG
done
cronの@rebootにスクリプトを登録しました。
さあ。何日?何時間、ログが記録されたでしょうか・・・・
Pi Zero W本体のみの動作時間
まずは、Pi Zero Wのみの場合の動作時間を計測してみます。
とくに負荷はかけていませんが、Wi-Fiを有効にしました。
- 30秒おきに時刻を記録。
- Wi-Fiを親機モードで使用。
- GUI(X Window System)は起動せずに、CUIのみの設定です。
- 起動:1月22日 14:42
- ログの最後:1月23日 19:24
5200mAhのバッテリーで、Pi Zero W本体のみ動作した時間は28時間42分
Pi Zero W本体のみでしたら、一日は余裕で動かせる感じでした。ふむふむ。
Pi Zero W+GPSモジュールの動作時間
次は、GPSモジュールを接続して、窓際で位置情報を受信します。
GPSロガーとして動かした場合を想定しました。
- Wi-Fiを親機モードで使用。
- Raspberry PiでGPS位置情報を記録 → GPSモジュール使用
- 起動:2月25日 10:19
- ログの最後:2月26日 8:39
5200mAhのバッテリーで、Pi Zero WにGPSを接続して動作した時間は22時間20分
GPSロガーとして動かす場合は、一日(24時間)には届きませんでした。日帰りの旅行では、5200mAhのバッテリーで済みそうな感じですね。
Pi Zero W+GPSとV2カメラモジュールの動作時間
GPSとV2カメラモジュールを接続するとこのような感じです。
GPSロガー(位置情報の記録)+タイムラプス(30秒おきにカメラで画像を撮影)してみました。
- Raspberry PiでGPS位置情報を記録 → GPSモジュール使用
- Raspberry Piで映像を見ながらタイムラプス撮影 →カメラモジュール使用
- スマートフォンでRaspberry Piカメラを操作するには→Wi-Fi親機として使用
- 起動:3月3日 13:38
- ログの最後:3月4日 4:17
5200mAhのバッテリーで、Pi Zero WにGPSとV2カメラを接続して動作した時間は14時間39分
GPSのみの場合、22時間20分でしたので、カメラモジュールの追加で8時間近く短くなった計算です。半日持つ程度でしょうか・・・・ふむふむ。
画像は1751枚撮影されていました。30秒おきですので、875分=14時間35分で、ログとほぼ一致しました。
Pi Zero W+GPSとCSマウントカメラモジュールの動作時間
GPSとレンズ交換が可能なCSマウント・カメラモジュールを接続、タイムラプスを撮影してみました。
先ほどと同様、タイムラプスは30秒おきです。
- Raspberry PiでGPS位置情報を記録 → GPSモジュール使用
- Raspberry Piで映像を見ながらタイムラプス撮影 →カメラモジュール使用
- スマートフォンでRaspberry Piカメラを操作するには→Wi-Fi親機として使用
- 起動:2月26日 19:54
- ログの最後:2月27日 9:42
5200mAhのバッテリーで、Pi Zero WにGPSとCSマウントカメラを接続して動作した時間は13時間48分
30秒おきに撮影した画像は・・・
1650枚撮影されていました。825分=13時間45分ということで、ログとほぼ一致しました。V2カメラモジュールより、動作時間は少し減りましたが、それほど差はない感じです。
Pi Zero W+GPS、CSマウントカメラ、USBハブ、LANアダプターの動作時間
3つのサービスに加えて、USBハブとLANアダプターを接続しました。
- Raspberry PiでGPS位置情報を記録 → GPSモジュール使用
- Raspberry Piで映像を見ながらタイムラプス撮影 →カメラモジュール使用
- スマートフォンでRaspberry Piカメラを操作するには→Wi-Fi親機として使用
- USBハブ接続
- LANアダプター接続
先ほどと同様、タイムラプスは、30秒おきに撮影しました。
- 起動:1月25日 19:33
- なぜかログが二重に記録される:1月26日 1:17
- ログの最後:1月26日 1:35
ログだけ見ると、動作時間は19:33→1:35、ちょうど6時間くらいになります。
しかし、1:17にログが二重にとられた→再起動のシグナルが飛んだ?誤動作?と思われます。安定動作した時間は・・・
5200mAhのバッテリーで、Pi Zero WにGPS、カメラ、LANアダプターを接続して動作した時間は5時間40分
随分短くなりました・・・USBハブとLANアダプターの消費電力はかなり大きい感じです。
30秒おきに撮影した画像は・・・
713枚撮影されていました。356分=5時間56分ということで、ログのほぼ6時間と一致しました。
Pi Zero Wということで、消費電力は小さく、負荷が無い状態では28時間以上動作しました。
GPSロガーとして使用した場合、22時間動作しました。
さらにV2カメラモジュールを接続してタイムラプスを撮影した場合、14時間まで短くなりました。CSマウントカメラモジュールの場合も13時間程度でした。
GPSとカメラを利用する場合、5,200mAhの容量では少し不安ですね・・・・1000mAh10,000mAhなら一日余裕を持って使えそうです。PSEマーク付きの小型のバッテリーが発売されております[amazonjs asin=”B07DFDWX9D” locale=”JP” title=”Anker PowerCore 10000 Redux(10000mAh 大容量 モバイルバッテリー)【PSE認証済/PowerIQ & VoltageBoost搭載/低電流モード搭載】iPhone&Android対応”]microB端子が壊れないように、充電はマグネット式のケーブルをおすすめ致します[amazonjs asin=”B074DFF8TB” locale=”JP” title=”TOMSMOO 第四世代 1M ナイロンメッシュ編 マグネット式 充電ケーブル 高耐久 データ通信可能 iPhone/iPad/Android/Type-C/USB-C対応 (シルバー 1M)”]USBハブとLANアダプターを接続した場合、動作時間は5時間半まで低下しました。このような環境の場合、モバイルではない電源が必要そうです。
屋外でPi Zero Wをご利用になる場合の、ご参考情報でした。
GPS+カメラモジュールの接続は、宜しければこちらの記事を御覧ください。















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