Raspberry Pi 4にUSB端子1つでキーボードとマウスを接続するには

Raspbery Pi 4 Model Bは、USB端子が4つ搭載されています。

これが多いか少ないか?と申しますと。

USB端子を使用する機材を取り付けて、少し凝ったことをやろうと思うと、途端に足らなくなる感じがします。

USB端子を節約するため。端子1つで接続できるキーボード・マウスを記録しておこうと思います。

※20.7.11追記:WIRELESS KEYBOARD K275を追加しました。
※23.12.23追記: ロジクール SEB-M705を追加しました。


USB端子1つで接続できるキーボード・マウス

独自規格製品

USB端子1つで2つの機器を接続したいということで、選択肢はワイヤレスになるかと思います。

2.4GHz帯の無線を使用した、USB受信機・キーボード・マウスセットが該当します。

これらを購入すればOK、という感じですが。選択のポイントが御座います。

私の場合ですが、次のポイントに注意して選択します。

  1. 他の2.4GHz帯無線機器と混線しないかどうか
  2. マウス・キーボードの応答速度が早いかどうか
  3. 電池の持ち
  4. マウスやキーボードが壊れた時、買い替えが効くかどうか
  5. ボタンの配列(Windows/iOS/Android対応)

1番~3番は実用性に直結するところで、日々快適に使えるかどうかのポイントになります。4番は劣化に伴う故障や、USB受信機の紛失等に影響します。5番は汎用性、いろいろな機器に取り付けて使用したい場合のポイントになります。


Unifying対応製品

あくまでも私の経験上ですが。上述の5つすべてのポイントを満たす製品として、logicoolのUnifying対応製品が挙げられるようです。

私は普段トラックボールを使用していますが、特段logicoolの製品が好き、というわけではなく、logicoolのトラックボールは使用しておりません(直球。他メーカーのワイヤレストラックボールを使用していますが、他の無線機器の混線、数秒おきにトラックボールの操作ができなくなる問題に悩まされた経験があります。

logicoolのUnifying製品については、確かに他の機器との混線が少なく、応答が早く、電池の持ちが良いと思います。ボタンの配列(iOSやAndroid対応)については、対応製品を選択する必要がある感じです。

この記事は、実は、マウス・キーボードが壊れた場合の、買い替えの選択肢として自分用のメモも兼ねている感じです。

Unifying製品のペアリング

Unifying対応製品は、下図のようにWindows PCでlogicool Unifyingソフトウェアを

使用すると

Unifyingレシーバに、Unifying対応の任意のキーボード・マウスをペアリングできるようです。レシーバーは、初期のlogicoolロゴ入りのもの(右)と、近年のロゴ無しのもの(左)がありますが、機能的にはどちらも同じようです。どちらも同じようにUnifying対応キーボード・マウスと接続することができます。

おうちではキーボードはK370s、マウスはM546を使用していますが、Raspberry Pi 4で問題なく使用できています。


Unifying対応キーボード・マウスセット

キーボードとマウスのセットは、実質4製品になるようです。必要なグレードに合わせて選択する感じかと思います。

Unifying対応キーボード

8つのホットキーがファンクションキーとは別に搭載されていますので、ファンクションキーをよく使う場合にお勧めです。耐水設計もポイントが高いです。2020年7月現在、私はこちらをメインキーボードとして使用しています。K370sとK375sの違いはキーボードの色のみのようですが、K375sの単品販売はあまり見たことがありません。既にUnifying対応マウスをお持ちの場合、K370sを買い足す、という手があるようです。

Windows/iPhoneの切り替えは、下記のボタンのようです。(Bluetooth Smartの場合は自動検出)

  • fn + pを3秒間
    • Windows
    • Chrome
    • Android
  • fn + iを3秒間
    • iOS
  • fn + oを3秒間
    • MacOS

このあたりも必要なグレードに合わせて選択する感じかと思います。

Unifying対応マウス

キーボードとマウスを1つの受信機で収めて、応答速度が早く、混線が少ないという選択は、このあたりのグレードになるようです。こちらは7ボタンになります。クリエーターやゲーミングはこちらが良さそうです。エルゴノミック、人間工学に基づいた疲れにくいデザインはこちらになります。

Unifying対応トラックボール

2020年2月現在、Unifying対応のトラックボールはこちらになるようです。ふむふむ。親指操作の小ボールトラックボールのようです。人差し指~薬指操作の、大ボールトラックボールが欲しいなあ(独り言。


以上、USB端子1つで、キーボードとマウスを接続可能な機器をご紹介させて頂きました。

Raspberry Piに限らず、PC等でもキーボードとマウスの差し替えを普段行っている場合、受信機1つで切り替えられる上記の製品でしたら、切り替えも楽になりそうです。

キーボード・マウスの問題が解消されたところで。さて、Raspberry Piで遊びましょう。

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コメント

  1. りっせい より:

    こんにちは。
    PS/2のキーボードとマウスがあれば↓もありでしょうかね^^;

    変換名人 USB-PS2
    https://amazon.jp/dp/B002ROUSJA

    • hide より:

      りっせいさん こんにちは!
      コメント頂きありがとうございます。

      おお、確かにUSB端子1つで、マウス&キーボードOKのようですね。
      レトロフューチャー的に、おうちで眠っているPS/2マウスとキーボードを、Raspberry Piで使うのも格好良いかもしれませんね(本当?

      キーボードはまあ大丈夫としても、PS/2マウスって、ボールコロコロの時代でしょうか?
      定期的にマウスからボールを取り外して、お掃除するところもレトロチックで良さそうな?