Raspberry Pi 4で64ビットLinuxのManjaroを動かしてみました

Raspberry Pi 4でManjaroを動かしてみました。

日本語フォントをインストールすれば、表示も問題無さそうです。

64ビットカーネル、64ビットバイナリで、メモリー4GBモデルでもUSBが使用できます。

インストール手順を記録しておこうと思います。


Raspberry Pi 4版Manjaroインストール手順

microSDカードイメージのダウンロード

Raspberry Pi 4用のKDE PLASMAイメージはこちらになりますが。

別のデスクトップマネージャーを使用したかったため、こちらからダウンロードさせて頂きました。

Raspberry Pi 4対応のxfce、バージョンは20.02をダウンロードしました。ファイルサイズは800MBくらいでした。いつものえっちゃんさんで、microSDカードに書き込ませて頂きました。

Manjaro初期設定

microSDカードをセットしてRaspberry Piを起動、しばらく待つと。

  1. キーボードレイアウトの選択画面が表示されます。jp106を選択しました。
  2. 普段使用するためのユーザ名を入力します。
  3. グループ名を入力します。空のままOKで次に進みました。
  4. フルネームを入力します。空の場合、1番に戻ってやり直しになりましたので、必ず入力します。
  5. パスワードを2回入力します。
  6. rootのパスワードを入力します。こちらも2回。
  7. タイムゾーンを選択します。Asia/Tokyoを選択しました。
  8. ロケールを選択します。ja_JP.UTF-8を選択してみました。
  9. ホスト名を入力します。
  10. 最後に入力した内容を確認します。

以上で初期設定が完了して、再起動5秒前、4、3、2、1再起動後、X Window Systemが起動して、先程作成したユーザでログインできるようです。


日本語フォントのインストール

ログイン後、ターミナルを開いてみますと。

ん。豆腐ではなく雀牌でしょうか。

「デスクトップ」という文字が化けている感じです。ふむ。

次のコマンドでフォントをさらっとインストールしましょう。

sudo pacman -S ttf-sazanami ttf-hanazono otf-ipamjfont otf-ipaexfont adobe-source-han-sans-jp-fonts adobe-source-han-serif-jp-fonts

これは、japaneseでパッケージを検索して。

pacman -sS japanese

検索結果のフォントを後ろから入れてみた感じです。

これで、日本語出力(表示)に関しては改善が見られました。


以上、Raspberry Pi 4にManjaroをインストール、初期設定を行い、日本語表示が可能な状態まで設定してみました。ざっくりと。

動作は軽快、USBも使用可能、64ビットということで、Raspberry Pi 4を使用する場合の選択肢として十分に実用的な感じが致します。

宜しければManjaroで遊んでみてください。

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