ぽかぽかと暖かくなり、新しい春が近づいてきました。
ハイレゾ(LDAC)対応のワイヤレスヘッドホン・イヤホン・スピーカーの最新・現行モデルを調べてみたいと思います。
バランス出力に対応した、LDAC対応のデジタル・オーディオプレーヤー兼USB DACが登場した模様です。
LDAC対応モデル 2019年春~夏
ヘッドホン(耳を覆う形状)、イヤホン(耳にはめ込む形状)、スピーカー、ヘッドホンアンプ、オーディオプレーヤーごとに、発売が新しい順番にご紹介させて頂きました。現行製品のみ記載致しました。
ヘッドホン
Panasonic RP-HD610N
2019年2月登場。SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDACに対応した、ノイキャンヘッドホンです。ノイキャンONの場合24時間、オフの場合25時間の連続再生が可能のようです(SBC使用時)。SONY WH-1000XM3
2018年9月登場。SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC対応のノイキャン・ワイヤレス・ヘッドセットです。2色のカラーバリエーションがあります。ノイズキャンセリングONで30時間の連続再生が可能、OFFの場合38時間可能です。AUDEZE Mobius
2018年8月登場。PCユーザー向けのゲーミング・ヘッドフォンです。CooperとBlueの2色があります。SBC、AAC、LDACに対応しています。製品紹介ページを拝見しますと
LDACハイレゾの高音質対応に加えて、Windows用のHQアプリケーションをインストールすることで、最大7.1chの3Dオーディオに対応しているようです。
Panasonic RP-HD600N
2018年2月発売。ノイズキャンセリング機能を搭載、SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC対応のワイヤレスヘッドホンです。3色のカラーバリエーションがあります。ノイズキャンセリング使用時、20時間の連続音声再生が可能のようです。Panasonic RP-HD500B
2018年2月発売。SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC対応のワイヤレスヘッドホンです。ノイズキャンセリング機能はありませんが、35時間の連続音声再生が可能のようです。SONY h.ear on 2 Wireless NC(WH-H900N)
2017年10月発売。SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC対応のワイヤレス・ヘッドセットです。5色のカラーバリエーションがあります。専用アプリによるエフェクトのカスタマイズ機能に対応しています。ノイズキャンセリング機能を搭載しているようです。SONY h.ear on 2 Mini Wireless(WH-H800)
2017年10月発売。SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC対応のワイヤレス・ヘッドセットです。5色のカラーバリエーションがあります。専用アプリによるサウンドエフェクトに対応しています。ノイズキャンセリングが不要な場合、こちらのモデルが宜しいかと思います。イヤホン
FREEWAY 1MORE E1001BT
2018年8月登場。LDAC、Bluetooth 4.2に対応したワイヤレスヘッドホンです。チタン振動板のトリプルドライバーを採用しています。製品紹介ページはこちらのようです。ELECOM LBT-HPC1000AVGD
2018年5月登場の、カナル(耳栓)型イヤホンです。LDAC、AAC、aptX、aptX HDに対応しています。部材や形状など、ハイレゾ対応の高音質を配慮した設計のようです。ELECOM LBT-HPC1000MPGD
2018年5月登場の、カナル(耳栓)型イヤホンです。前述のLBT-HPC1000AVGDと同じスペックとのことです。ELECOM LBT-HPC1000RC
2018年5月登場のMMCX対応ワイヤレスレシーバー(リケーブル)です。別途、ヘッドホン(耳にはめ込む小さいスピーカーの部分)が必要になります。LDAC、AAC、aptX、aptX HDに対応しています。SONY WI-1000X
2017年10月発売。SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC対応のネックバンド型ワイヤレスヘッドセットです。2色のカラーバリエーションがあります。強力なノイズキャンセリング機能のほか、周囲の音も聞ける、外音取り込みモードを搭載しています。こちらもアプリによるカスタマイズ機能に対応しています。SONY h.ear in 2 Wireless(WI-H700)
2017年10月発売。SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC対応のネックバンド型ワイヤレスヘッドセットです。5色のカラーバリエーションがあります。ノイズキャンセリング機能が不要な場合、こちらが宜しいかと思います。RBH Edition ProStereo H2 by i.tech
2017年7月登場。96kHz 24bitハイレゾ対応のカナル型イヤホンです。LDACのほかaptX HDに対応しています。IPX4防水機能で運動中の装着も問題無いようです。スピーカー
SONY SRS-XB21
SONY h.ear go 2 (SRC-HG10)
2018年4月登場。ハイレゾ対応のポータブル(バッテリー内蔵)ワイヤレス・スピーカーです。5色のカラーバリエーションがあります。SBC、AAC、LDACに対応しています。12時間の連続再生が可能です。SONY SRS-XB41
2018年4月登場。SBC、AAC、LDACに対応した重低音ポータブルスピーカーです。24時間の連続再生に対応しています。IP67の防じん・防水機能付きで、キッチンやアウトドアでの利用に向いているようです。SONY SRS-XB31
2018年4月登場。24時間の連続再生が可能な、重低音ポータブルスピーカーです。4色のカラーバリエーションがあります。こちらもIP67の防じん・防水機能付きです。890gとコンパクトです。SONY SRS-XB60
2017年10月発売。SBC、AAC、LDAC対応、バッテリー内蔵ポータブル・スピーカーです。マイクミキシング端子、ライティング機能搭載で、マイクパフォーマンスやライブ等に向いているかと思います。SONY SRS-ZR7
2016年6月発売。SBC、AAC、LDAC対応の2.2chのハイレゾスピーカーです。2色のカラーバリエーションがあります。こちらも据え置き型になります。SONY SRS-X99
2015年5月発売。SBC、AAC、LDACに対応した2.1chのハイレゾ対応ワイヤレス・スピーカーです。据え置き型(AC電源のみ対応)になります。ヘッドホンアンプ
FiiO BTR3
2018年10月登場。AAC、apt X、apt X HD、LDAC、HWA(LHDC)に対応しています。バッテリーを内蔵したポータブル・ヘッドホンアンプとして11時間の連続再生が可能のほか、USB Type-C接続によるUSB DACとしても利用可能です。無線の遅延が無いハイレゾサウンドを楽しむことも可能のようです。オーディオプレーヤー兼USB DAC
FiiO M6
2019年1月登場。DAC内蔵SOCのES9018Q2Cを採用した、apt X/apt X HD/LDAC/HWA(LHDC)対応のオーディオプレーヤーになります。Bluetooth v4.2とWi-Fi 2.4GHz、AirPlayに対応しています。内蔵ストレージは2GBのようですが、microSDカードスロットは2TBまで対応しているようです。音楽ストリーミングサービスに対応していますので、配信された高音質なサウンドをすぐに聴くことができるようです。FiiO M9
2018年11月登場。2.5mmバランス出力端子を搭載した、ハイレゾ対応デジタル・オーディオプレーヤーのようです。DACチップはAK4490ENを2基搭載しているようです。FiiO M7
2018年6月登場。aptX/aptX HDおよびLDACに対応したデジタル・オーディオプレーヤーになります。こちらはmicroSDカードは512GBまで対応のようです。以上、2019年春~夏の、LDAC対応モデルをご紹介させて頂きました。
イヤホンに大きな変化はありませんが、ヘッドホン・スピーカーに新しいモデルが追加されています。
またデジタル・オーディオプレーヤーとして、FiiO M7/M9/M6が追加されています。こちらはストリーミング/microSDカードのプレーヤーとして使用できるほか、USB DAC(ヘッドホンアンプ)としての機能も搭載されています。
スマートフォンにポータブルアンプを接続すると、機器が2つになりますが、この2つをまとめて、高音質なサウンドを楽しめるシンプルな(単体でも機能する)機器として再登場した感じでしょうか。
何か原点に回帰したようなこのような機器も、ご検討頂くのも宜しいかと思います。