Visual Studio 2022の.NET Core Webアプリのデバッグ実行が遅すぎるとき

ふむー。Visual Studio 2019でデバッグ実行していたときは。

それほど遅い感じはしなかったのですが。

2022年10月現在。

Visual Studio 2022で、.NET Coreで作ったWebアプリをデバッグ実行すると。

「シンボルが読み込まれました」の表示がカクカクで、実行に大変時間がかかります。

原因と対策を調べてみました。


シンボルをインターネット上から持ってきているから?

遅い原因ですが、何か通信のトラフィックがたくさん発生している予感がします。

実際に、デバッグ実行中の、PCのインターネット接続状況を調べてみますと。

windows.netというドメインとSSL通信しています。時刻欄をよく見ますと、1秒間に2~4つほどのリクエスト、つまりセッションが生成されているようです。

それは遅くなりますね。

デバッグ実行中にシンボルを持ってこないように設定変更

というわけで、Visual Studioの設定を変更します。

オプション→デバッグ→シンボルを開きます。

「シンボルファイル(.pdb)の場所」欄の、「Microsoft シンボルサーバー」と「NuGet.org シンボルサーバー」のチェックを外してみました。

この設定で、同じようにデバッグ実行した場合、たしかにwindows.netへのリクエストは発生しなくなりました。


デバッグ実行中に、ソースコードを見ながらステップ実行する場合、シンボルファイルは必要になると思います。

ただ、デバッグ実行開始時に、数十~数百セッションの通信が発生するのは問題な気がします。スピードや負荷、効率的な問題です。

よって、予め必要なシンボルを、上述のオプション画面でダウンロードしておき、キャッシュしておいたほうが良い気がします。

と言いつつ、実際にはダウンロードはまだ試しておりませんので、快適な環境を作るために試そうかなと思います。

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