SteamOSのインストールに必要なディスク容量が、500GByte→200GByteに減ったようです。
200GByteのSSDを使って、最も手をかけない方法で、インストールしてみたいと思います。
※注意:インストールの方法によって、SSDまたはHDDがすべて消去されます。パーティションを分けることもできません。あらかじめ、SteamOSをインストールするSSD/HDD以外のドライブは取り外しておくことをお勧め致します。
SteamOSインストール用USBメモリー作成
1. ダウンロードサイトを開き、「SteamOSインストーラーをダウンロードする」をクリックしてダウンロードします。
「自動インストール」「エキスパートインストール」とありますが、インストーラはどちらも同じもののようです。(2016年10月10日現在)
なお、必ずPCがUEFIに対応している必要があります。UEFI非対応のPCでは、このインストーラーは使用できないようです。(その場合、前バージョンのisoイメージが必要のようです)
2. 容量が2GByte以上のUSBメモリーを用意。右クリック→フォーマットをクリックします。
3. ファイルシステムで必ずFAT32を選択してフォーマットします。
4. SteamOSインストーラーの中身を、USBメモリーにコピーします。
これでSteamOSインストール用USBメモリーができました。
USBメモリーから起動
1. SteamOSをインストールするPCへ、USBメモリーを挿して起動します。起動すると、SteamOSのロゴが表示されます。
2. 「Automated install (WILL ERASE DISK!)」を選択します。
※注意:こちらの方法の場合、SSDまたはHDDがすべて消去されます。パーティションを分けることもできません。ディスクも選択できませんので、あらかじめSteamOSをインストールするSSD/HDD以外のドライブは取り外しておくことをお勧め致します。
基本的に、あとは全部インストーラーがやってくれるかたちです。
(SteamOSダウンロードページの「自動インストール」の操作)
リカバリ領域作成後、1箇所、手動で「Reboot」を選ぶところがありましたが。
なお、インストール時に細かい設定を行いたい場合は、「Expert install」を選択します。
(「エキスパートインストール」の操作)
SteamOSインストーラーが起動しない場合
これは機種(PCの種類)の問題になるかと思いますが。
次の2点を確認してみてください。
- PCのBIOS設定にて、UEFIが有効かどうか確認。
- USBメモリーがUEFIモードの起動になっているか確認。
手動でブートメニューを開き「UEFI表示付きのUSBメモリー」を選択してください。下図の「Boot Override」ではUSBメモリーが2つ表示されています。- (UEFI:が無い)「JetFlashTranscend 16GB 8.07」
- 「UEFI: JetFlashTranscend 16GB 8.07」
UEFI付きを選んだ場合のみ、正しくインストーラーが起動します。
インストール後の空き容量
SSD容量238.5GB – 空き容量194.1GB = SteamOSの使用容量44.4GB。
※PC環境により使用容量は異なると思われます。あくまでご参考に。