HDMI分配器の熱暴走対策してみたものの

HDMIキャプチャを安定して行うため。アレをああする目的で、分配器を使用しております。

しかしながら。キャプチャの途中でフリーズしてしまい、分配器の再起動(電源の入れ直し)が必要になる状態です。

対策ができないかどうか。実験結果をまとめておこうと思います。

機器構成

写真中央、赤い基板がHDMI分配器。その右隣がHDMIキャプチャ。右端がHDMIセレクタとなります。電源は、左端の白いUSB電源から供給します。※17.8.8追記 付属のACアダプタを使用しないと発熱が大きくなるようです。

USB電源の隣は、HDMI端子から光端子を取り出す分離器と、ワイヤレス・ヘッドホン用のトランスミッターになります。こちらの記事になります。


作戦其の壱 基板むき出し

製品保証対象外になりますが。覚悟の上で。

まず、分配器のケースを開けることで、動作の安定度がやや向上しました。

レベル的には、1分でフリーズしていたものが、5分になった感じです。

依然、フリーズします・・・・。


作戦其ノ貮 ヒートシンク

HDMI入力端子付近のチップに、ヒートシンクを貼り付けました。

こちらを1つ取り付けました。製品付属の両面テープを、ハサミで1/4にカットして貼り付けました。

貼ったヒートシンクがずいぶん熱を持ちますので、効果はあると思います。

レベル的には、5分でフリーズしたものが、15分になった感じです。

やれやれ・・・・。


最終作戦 機器を2つ接続しない

実験して気づいた事。

分配せず、機器を1台だけつなぐと、発熱しない。

分配器だけど。

・・・

どうやら、2つに分配しなければ、安定動作するようです。

レベル的には、フリーズせずに継続的にキャプチャできるレベルになりました。

暑い日は、危うい感じもしますが・・・・


必ず付属のACアダプタを使用する

※17.8.8追記

分配器に付属するACアダプタを使用すれば、発熱は小さいようです。

写真ではUSB電源から分配器の電源を取りましたが、これが発熱が大きい最大の理由かもしれません。


これ以上の工夫というと、ファンを付けたり水冷にしたりでしょうか・・・・・?

どうしても分配したい場合は・・・・なんだか、別の分配器を別途用意した方が簡単な気が致します。本末転倒!


分配は諦めて。それよりも。

今現在、30fpsのキャプチャ装置を使っていますが。60fpsの製品にそろそろ買い換えたほうが有意義な気が致します。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク

コメント

  1. きばん より:

    基盤じゃなくて基板

    • hide より:

      なんだか、同じ誤字をちょくちょくしている気が致します。
      ご指摘ありがとうございました。